社会保険労務士(社労士)とは?年収・難易度・独学は可能?

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社会保険労務士(社労士)とは?

国家資格の1つ

国家資格の1つで士業に分類されます。

企業における労働者に関する問題を法律の面からサポートする年金や社会保険、労働関係の法律の専門家です。

主な仕事は社会保険加入の手続きの他に、就業規則や確定申告、労働契約に関する書類を作成することになります。

また、労働環境や人事に関するアドバイスも可能です。

キャリアップに取得する人が多い

人事部や総務部といった労務関係の部署に配属になった人が、仕事の幅を広げるために取得することが多い資格になります。

試験概要

試験の開催時期

毎年8月最終日曜日に開催

場所

【参考・平成30年度開催場所】北海道・宮城・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・石川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・香川・福岡・熊本・沖縄。

受験資格

①大学・短大・高専卒業者。もしくは4年生大学卒業認定単位62単位を修得。

②社労士の事務所や法人などで実務経験3年をする。

③行政書士など一部の国家試験の資格を所有もしくは司法試験予備試験に合格していること。

受験料

受験料は9,000円。

申し込み方法 

申し込み用紙を都道府県社会保険労務士会に取りに行くことができます。

郵送では返信用に140円切手を貼った返信用封筒を同封して、受験案内請求の旨を書き試験センターに送ってください。

必要書類を専用の封筒に入れ、簡易書留便にて試験センター宛てに郵送します。

試験センターの窓口に直接提出も可能です。

合否発表

11月ごろに発表。

インターネットではインターネット官報、社労士試験センター、厚生労働省のほーmページで確認可能。

インターネット官報が一番早いです。

また、合格発表日に結果を郵送。

試験内容

選択式と択一式。

労働基準法・労働安全衛生法・労働者災害補償保険法・雇用保険法・労働保険の保険料の徴収等に関する法律・労働管理その他の労働に関する一般常識・社会保険に関する一般常識・健康保険法・厚生年金保険法・国民年金法。

科目が多く感じますが、社会保険と労働保険の2つのジャンルから出題されます。

難易度・合格率

合格率はその年によって大きく変動しますが、大体5%から10%の間であることが多いです。

簡単な試験ではありません。

独学は可能?

独学で合格をした人もいるが、勉強が難しく感じたら素直にスクールや通信教育の利用を!

試験合格には最低勉強時間が800時間必要とされます。独学で合格した人もいますが、少数派。

しっかりと計画を立て、勉強をできる人でなければ、独学は難しいです。

その上、法律関係の用語は難解なため、テキストを読んでも理解できない方も多く、そういう方は素直にスクールや通信教育を利用したほうがいいです。

収入・就職

月収は?

地域により違いますが、求人サイトを見ると20万円前後が最低ラインの事務所が多いです。

勤務社労士の年収は500万円前後であることが多いです。

社労士の就職先は?

社労士の就職先は社会保険労務士事務所や士業、企業の人事部や総務部といった労務関係の部署です。

ただし、求人数自体多くはありません。

士業の求人は都市部に多く、地方には少ないという傾向にあるので、地方では就職に都市部よりもさらに苦労する可能性があります。

資格があるから就職に強いわけではない

社労士は資格がなければつけない職業のため、全員が有資格者です。

そのため、未経験の有資格者より実務経験者が優遇されます。

資格があるから就職に強いというわけではありません。

開業独立

開業独立した場合の年収は?

軌道に乗った場合、400万円から3000万円の間であることが多いです。

社労士は企業と契約をする及びコンサルティング料を自由に決めることができるため、高い報酬も得られる可能性があります。

多くの社労士は中小企業との契約になるため、3000万円の年収を得るのは難しいのが現実です。

ただし、地域にもよるでしょうが、営業スキルによっては千万単位の年収を獲得できる可能性があります。

独立よりも先に実務経験と人脈形成が大事

士業は資格があることが前提の資格のため、実務経験があるかどうかが重視されます。

そして、狭い業界のため、ある程度の人脈も開業にあたってあったほうがいいです。

早めに軌道に乗った人は前職の実務経験で培った人脈で仕事を獲得したり、知り合いの他の士業から仕事をもらうことが多いです。

副業から始めるという選択も

実務経験を積むために社労士事務所に一度、就職したいと思っても、求人が少ないため、いきなり開業を決断せざるを得ない方もいるようです。

社労士は副業としてもできるため、本業するまでの繋ぎとして、営業職につき営業スキルを磨きながら、独立資金や開業後の運転資金を貯めるのもいいかもしれません。

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