宅建士(宅地建物取引士)とは?年収・難易度・独学は可能?

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宅建士(宅地建物取引士)とは?

就職に強いメジャーな国家試験

毎年20万人が受験するメジャーな国家資格で、不動産業界への就職・転職に有利となる資格です。

不動産業界以外にも建築業界、金融業界、不動産管理会社といった業界でも需要があります。

宅建士が就職に有利な理由は2つ

理由は2つあります。 

  • 不動産事務所の従業員の5人に1人以上が宅建士の有資格者でなければならないことが法律で決まっている。
  • 宅建士でないとできない仕事があるから。

このため、不動産業界では宅建士の需要がなくなることはありません。

宅建士だけが行える主な業務は顧客への重要事項の説明、重要事項を説明する書類の記名・押印、契約書に記名・押印です。

試験概要

試験の開催時期

毎年10月第3日曜日に実施。

場所

各都道府県で実施。

受験資格

受験資格は特になし。

学歴・年齢・性別に制限なく誰でも受験可能。

受験料

受験料7,000円

申し込み方法

インターネットと郵送での申し込みが可能。

合格発表

12月にホームページで発表。

合格者には合格証書が郵送されますが、不合格者には何も郵送されません。

試験内容

50問の4択方式。マークシートで行います。

民法等(14問)契約書のトラブルなど不動産の取引に関する法律から出題されます。

宅建業法(20問)宅建士や宅建業者が適切に仕事をするためのルールと消費者を保護するための法律から出題されます。

法令上の制限(8問)安全な町や家を作るためのルールを定めた法律から出題されます。

税・その他(8問)不動産購入時の税金や建物の安全性などの不動産に関する法律から出題されます。

難易度・合格率

平成20年度から30年度の合格率は15%から17%の間です。

50問中31点から37点正解するのが合格ラインになります。

独学は可能?平均勉強時間は?

最低100時間から300時間で合格している独学者が多い

宅建は他の士業に比べて、独学の合格者も多く、勉強時間も最低100時間から300時間のことが多いです。

計画を立てて、自分に合った勉強法とテキストを見つけることが独学では大切になります。

テキストが難しく感じたら、スクールや通信教育を利用して

士業はどうしても法律関係の単語が難しく、なかなか理解できない場合もあります。

そういう時は時間を無駄にしないためにも素直にスクールや通信教育を利用しましょう。

スクールや通信教育は学ぶ順番なども決まっています。

そのカリキュラム通りに勉強すればいいので、自分でスケジュールを立てる必要がありません。

収入・就職

年収は?

求人サイトの最低月収は17万円。平均は20万円から25万円。

年収は280万円から600万円が多いようです。

不動産業界の営業担当者は成績によって1000万円以上を稼ぐ人もいます。

宅建士の就職先と求人は?

不動産業界、金融業界、不動産管理会社、住宅設計、行政書士事務所と様々な業界での求人があります。

開業独立

資格取得後、いきなり独立を選ぶ人はほとんどいない

他の士業に比べて、独立資金が多く必要ということもあり、資格を取得後にすぐに独立を選ぶ方は稀です。

たとえ、独立資金が少なく済んだとしても最低2年は実務経験を積むことが無難になります。

稀ではありますが、独立した方の中には自分が投資用に購入したなどで所有している物件を自分で管理をして利益を出している方もいるようです。

宅建士が起業する場合、ハードルが高い

宅建士が独立する場合、ほとんどが不動産業界への新規参入となるでしょうが、不動産業界での実務経験者であっても廃業する方が少なくありません。

不動産は購入にしろ賃貸にしろ必要な費用が高いため、顧客は業者のネームバリューを重視する傾向にあります。

つまり、事業を始めたばかりの知名度のない新規事業者と契約したい顧客は少ないのです。

他の事業者から仕事を回してもらって、軌道に乗るまで耐えることができれば、ラッキーな部類でしょう。

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