マンション管理士とは?年収・難易度・独学は可能?勉強方法は?

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マンション管理士とは?

マンション管理に関する国家資格

マンション管理士とは国家資格の一つで、マンション管理に関するコンサルタントを行う職業です。

マンションの管理組合がマンション運営で困った場合や修繕が必要になった時、法律や財務も含めた観点から幅広く住人たちのためにアドバイスを行います。

士業の1つではありますが、他の士業のように独占的にできる業務が特にないため、求人などは他士業関係の資格のほうが有利になりやすいです。

今後需要が増えるといわれている

今後、老朽化したマンションが増え、修繕や建て替えなどが必要になるため、マンション管理士の需要も増えるといわれています。

似た職業の管理業務主任者とは別者

似た職業に管理業務主任者があります。こちらはマンションの管理会社側で業務を行うための職業です。

マンション管理士と管理業務主任者は立場こそ違いますが、重複する分野が多いため、通信教育やスクールの中には2つの資格の取得を目指すものも多いです。

試験概要

試験の開催時期

11月最終日曜日。

試験の開催場所

場所は札幌市、仙台市、東京都、大阪市、広島市、福岡市、那覇市及びこれら周辺。 

受験資格

受験資格は特になし。誰でも可能。

受験料

受験料は9,400円

申し込み方法

公益財団法人マンション管理センターにて受験案内を配布しています。

もしくは公益財団法人マンション管理センターのホームページからダウンロードが可能。

合否発表

1月に受験番号を官報と公益財団法人マンション管理センターのホームページで受験番号で発表。

受験者には合否通知書が郵送されます。

試験内容

マークシート方式50問。出題される問題は以下のものです。

  • マンションの管理に関する法令及び実務に関すること。
  • 管理組合の運営の円滑化に関すること。
  • マンションの建物及び付属施設の構造及び設備に関すること。
  • マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること。

難易度・合格率

難易度の高い試験です。

平成30年度の合格率は7.9%。

50問中38問以上正解で合格。

合格までの勉強時間は?独学は可能?勉強方法は?

勉強時間は600時間から700時間以上が目安

全くの初心者の方が勉強を始めると、600時間から700時間が目安とされます。

独学でも可能だが、学習初期は法律関係の難解な用語に苦戦しやすい

独学で合格することもできますが、法律関係の用語はわかり辛いものが多いです。

難しく感じたら、学習初期だけでもわかりやすく説明してくれるスクールや通信教育を受講したほうが時間の節約になります。

おすすめの勉強方法は過去問題を徹底的に暗記すること

マンション管理士は過去問題8に新しい問題2の割合で出題されます。過去問題を徹底的に解いて、暗記することが大切です。

過去問題集も市販されています。

収入

就職した場合の年収は?

平均年収は400万円になりますが、下は300万円から800万円と幅がある職業です。

独立した場合の年収は?

軌道に乗った場合は、300万円から1千万円以上が目安で、人によってかなりの差があります。

主な収入源はマンション管理組合との顧問契約料やコンサルティング料です。

就職

マンション管理士の資格だけだと就職は厳しい

不動産管理会社などの不動産関係が主な就職先になりますが、マンション管理士の資格単体だけでは有利になることは少ないです。

これは宅建士や他の士業のように独占業務がなく、事務所に必ず有資格者を雇用しなければいけないという法律もないためです。

マンション管理士は管理会社や不動産会社との相性が悪い

マンション管理士はマンションの管理組合や住人の利益になるように働くための資格です。それは必ずしも不動産や管理会社側にとって利益になりません。

つまり、雇用者である不動産会社や管理会社との相性がイマイチなのです。

他の資格も取得することで、就職に生かせる

そのため、マンション管理士を生かして就職をしたい場合は、宅建士や管理業務主任者、他の士業の資格も取得したほうがいいでしょう。

不動産管理会社の中には管理会社と住人側の2つの立場に立てる人材として、管理業務主任者とマンション管理士の2つの資格を持っている人を歓迎する会社もあります。

開業独立

マンション管理士の資格だけでは独立は難しい

資格が生まれたのが2001年と新しい上に、需要が増えるのが今後といわれているため、まだまだ知名度の低い資格です。

そのため、マンション管理士の資格だけで独立しても、仕事を手に入れることが難しいという現実があります。

独立をしたい方の中には他の士業の資格を取得して開業する人も多いようです。

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