建設業経理士とは?年収・難易度・独学は可能?勉強方法は?

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建設業経理士とは?

建設業の経理を行う資格

建設業界で経理を行うための資格です。商業簿記と工業簿記の知識を持ちます。

有資格者の数で入札工事に有利になる

入札審査に参加する建設業者は経営事項審査を受けなければいけません。その時、建設業計理士の有資格者の数が経営審査事項に加点されます。

そのため、建設業界からの求人が途切れることはありませんが、業界が限られているため、数は多くありません。

試験概要

試験の開催時期

年2回。3月と9月に開催。

試験の開催場所

全国47地区で開催。 

受験資格

受験資格は特になし。

受験料

【4級】4,220円

【3級】5,250円

【2級】6,280円

【1級1科目】7,410円

【1級2科目】10,600円

【1級3科目】13,680円

申し込み方法

申し込み方法は2種類あります。

  • 建設業振興基金のホームページ
  • 郵送

試験内容

【4級】簿記の基本

【3級】建設業の簿記、原価計算

【2級】建設業の簿記、原価計算および会社会計

【1級】建設業原価計算、財務諸表、及び財務分析。1級のみ科目合格制です。

難易度・合格率

【4級】参考・37回(2018年3月)76.56%

【3級】参考・37回(2018年3月)63.68%

【2級】参考・24回(2018年9月)33.68%

【1級原価計算】参考・24回(2018年9月)29.73%

【1級財務分析】参考・24回(2018年9月)28・32%

【1級財務諸表】参考・24回(2018年9月)24.38%

合格までの勉強時間は?独学は可能?勉強方法は?

勉強時間は最低100時間が目安

難易度の高い試験ではないため、1級2級それぞれ100時間ほどで合格する人も多いようです。

なお、建設業計理士の2級試験は商業簿記から多く出題されるので、簿記3級や2級有資格者の場合、勉強時間をもっと短くできます。

独学でも可能

独学で合格している人も多いです。

テキストを読むだけでは身につかないので、仕訳を切り、T字勘定と勘定連絡図を書き、電卓を使いましょう。

おすすめの勉強方法は基礎と基本抑えることと過去問題を解くこと

建設業計理士は基本と基礎の問題、そして、過去問と同じような問題が出題されます。そのため、基礎と基本の問題をしっかりと解けるようにしつつ、過去問題をやりこみましょう。

収入

就職した場合の年収は?

400万円から800万円と普通のサラリーマンと同じ程度です。

就職

建設会社での求人が多い

建設業界の資格なので、求人も建設業や土木系が多いです。

求人の業界がかなり狭いため、数が多いとはいえませんが、建設業がある限り、求人はなくなりません。

就職に生かすためには2級以上の取得が必要ですが、他業界への就職も視野に入れるのなら、簿記の取得も視野に入れましょう。

建設業計理士は商業簿記からの出題範囲も多いため、勉強に無駄がありません。

建設業界で事務として働いているのならおすすめ

建設業界で経理として働きたいと強く思っているのならまだしも、建設業界と縁のない人がこの資格を取っても活かしづらいです。

建設業界で事務として働いている方がスキルアップしたいや必要に迫られて取得する資格です。

開業独立

独立向きの資格ではない

あくまで経理の資格なので、これだけで独立できるものではありません。