行政書士と司法書士の違いとは?合格率・就職や開業はどっちが有利などを比較

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行政書士と司法書士はどちらも書士とつく国家資格です。

名前も似ていて、同じ士業なのでどう違うのかよくわからなくて、どちらの資格を取るべきか悩んでいる方もいるかもしれませんね。

行政書士と司法書士の違いについてお伝えします。

行政書士と司法書士の業務面での違いとは?

行政書士とは行政へ提出する書類作成が主な業務

行政書士は役所などの行政機関へ提出する書類を作成するのが主な仕事になります。

書類自体は無資格でも作成することができますが、複雑なものが多いため、知識のない人が作るのはなかなか骨が折れる仕事です。

その面倒な作業を代行してくれるのが行政書士になります。

行政に提出する書類以外にも内容証明を作成することもできます。

司法書士は法務局など司法が関係する書類を作成するのが主な業務

司法書士は不動産や商業の登記を行えます。

それ以外にも法務局に提出する書類を作成したり、依頼人に変わって手続きをしたりと法律に関連する業務ができます。

また、140万円以下の簡易裁判であれば代理人にもなれます。

試験の難易度と合格率は?

司法書士のほうが難易度が高く、合格率も低い

司法書士の合格率は例年3%前後で推移しています。

一方の行政書士は年によって変動がありますが、10%前後です。

数字からもわかるとおり、司法書士のほうが難易度が高い試験となっています。

就職に有利なのは?

司法書士のほうが有利だが、どちらも楽ではない

行政書士の場合、個人事務所などの小規模なところが多いため、就職は厳しいです。

行政書士よりも司法書士のほうが法人が多いため、就職先を見つけやすいでしょう。

ただ、どちらの場合であっても求人が多いわけではありません。

士業の求人は大都市圏に集中があるため、地方での就職が厳しい傾向は強まります。

開業に有利なのは?

どちらも小資金での独立が可能で、どちらであっても有利不利はない

行政書士と司法書士はどちらであっても自宅で開業でき、他の職業に比べて少ない資金での独立が可能です。

それに魅力を感じて、資格を取得後にいきなり開業する方も少なくありません。

いきなり開業者の多くが廃業という現実

行政書士や司法書士といった士業系は、他の士業や同業の方と仕事を融通しあったり、自分の人脈を通して、仕事を獲得していくのが基本です。

その上、士業系は有資格者であれば誰でも業務ができるため、資格の有無というよりは実務経験を重視されます。

また、独立や開業にあたっては営業や経営センスも必要なため、いきなり開業者の多くが廃業しているのです。

開業は時間をかけて

士業系は一度、どこかの事務所で働いて、実務経験と人脈を形成してから独立をするのが無難です。

しかし、求人が少ないため、うまくいかないことも少なくありません。

その場合は経営セミナーに通ったりしながら、知識と人脈を形成するのも1つの手です。

行政書士や司法書士は副業でもできるため、本格的に開業するまでは副業をするのも1つの手です。

ダブルライセンス者も多い

行政書士と司法書士の仕事は重複している部分もありますが、同じ案件でもできないこととできることがあります。

そのため、行政書士と司法書士の資格を2つ取得する方も珍しくありません。

もし、2つの資格を取得したいと思ったら、士業系の中では難易度が低く、登竜門とされる行政書士から取るのが無難とされています。

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