電子会計実務検定とは?年収・難易度・独学は可能?勉強方法は?

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日商電子会計実務検定とは?

商工会議所主催の公的資格

実務的な資格を多く主催している商工会議所主催の資格です。

日商とつく商工会議所主催の資格は知名度が高いものが多い上に、商工会議所法により公的資格に分類され、高い信頼を持っています。

前提として簿記の知識が必要

日商電子会計実務検定は会計ソフトを使っての簿記作業です。

そのため、簿記の知識や理論が求められます。

電子会計と簿記に多少違う個所もあるのですが、簿記の知識がない方は、先に簿記3級も同時に目指すのがいいでしょう。

使用できるソフトについて

弥生会計、勘定奉行、会計王、PCA会計、Clere works会計ワークスの5つの内から選べます。

試験概要

試験の開催時期

統一試験日は毎月第3金曜日。

3級と2級は試験会場が日を決定。

1級は毎年10月と2月に開催。

場所

全国各地。

地方在住者でも受験しやすい試験です。

受験資格

特になし。

受験料

【3級】4120円(税込み)

【2級】7,200円(税込み)

【1級】10,290円(税込み)

試験内容・合格基準

3級

合格基準は70点以上の得点を得ること。

出題形式は択一式と数値記入式。

制限時間は40分。

出題範囲は下記の2つ。

  • 電子会計データの流れ
  • 電子会計情報の活用

2級

合格基準は70点以上の得点を得ること。

出題形式は択一式と数値記入式。

制限時間は60分。

出題範囲は下記の3つ。

  • 関連業務等からの業務データ等の活用
  • 電子会計情報の活用
  • 電子会計データの保管・管理

1級

合格基準は70点以上の得点を得ること。

出題形式は記述式と数値記入式。

制限時間は70分。

  • 電子会計情報の活用
  • 会計ソフトの導入・運用
  • 会計データの電子保存と公開
  • 企業会計以外の会計システムの理解

難易度

簿記の知識があると、3級と2級は難しくはない

簿記2級程度の知識があれば、3級と2級に難しさは感じません。

ただし、簿記の知識と会計ソフトの使用経験があれば、すぐに合格できる試験でもないため、油断は大敵です。

1級は難易度が高い

1級で想定しているレベルは電子会計情報を経営に活用、または経営に助言できるというもの。

かなり高いレベルが想定されているので、簿記の知識があっても、苦戦する人が少なくありません。

一発合格を目指すのなら、しっかりと勉強をする時間を確保しなければいけません。

合格率

合格までの勉強時間は?

簿記の知識があるなら2級と3級は30時間程度を見積もって

3級は制限時間が40分のため、かなり時間的に厳しいです。

時間が厳しいため、最初から3級ではなく2級を受験する人もいます。

1級は50時間以上

知識がある人でも50時間以上は勉強をしましょう。

日商PC検定の勉強方法は?

しっかりと会計ソフトを使って勉強をすること

制限時間が短いと感じる人が多い試験です。

そのため、試験本番で使う会計ソフトを使って、何度も練習を繰り返すことが大切になります。

独学は可能?

どの級も独学は可能

テキストが市販されているので、それを見ながら勉強をすることで充分に独学は可能です。

就職

社会人ならば、すぐに結びつくことはない

学生ならば評価もされるでしょうが、社会人の場合、未経験の有資格者よりも無資格の実務経験のほうが採用に当たっては有利です。

では、取得するのが無意味かといえば、そうではありません。

実務的で仕事に活かしやすいため、事務や経理を目指すのであれば真っ先に取得したい資格です。

正社員ではなく、派遣やアルバイトなどある程度の間口を広げて、まずは実務経験を積むことで、正社員を目指すという方法もあります。

収入

資格手当がもらえる場合も

会社によっては数千円単位の資格手当がもらえる場合があります。

劇的に収入を増やすことはできませんが、数千円であっても塵も積もれば山になるで馬鹿にできません。