家庭犬しつけインストラクターとは?年収・難易度・独立開業は可能?勉強方法は?

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家庭犬しつけインストラクターとは?

飼い主にしつけのやり方を教える専門家

犬に直接しつけを行うこともできますが、飼い主にしつけのやり方を教えるための技術を身につけます。

トレーナーの言うことは聞いても飼い主の言うことを聞かない犬は多いため、しつけのやり方を飼い主が知ることはとても重要です。

トレーナーとして働くことが可能

家庭犬しつけインストラクターという名称ですが、ドッグトレーナーに準ずる資格として、トレーナーの求人に応募することが可能です。

社団法人日本動物病院協会主催の民間資格

ペットに関する資格の多くは民間資格です。

日本動物病院協会主催の民間資格のため、動物病院のスタッフは講義の一部を受講可能。

犬を飼っていない人は資格を取れない

実技には愛犬が必要になります。

その愛犬もGCTかマナーチャレンジ上級編の合格が必要です。

犬を飼っていない人や自分の犬をしつけることができない人には、試験どころか実技講習会にすら参加できません。

民間資格の中ではハードルが高いものといえるでしょう。

試験概要

試験の開催時期

毎年1回(例年8月)

場所

東京近郊

受験資格

家庭犬のしつけ方講座インストラクター養成コースの全てのカリキュラムを終了した方。

家庭犬のしつけ方講座には他にもベーシックコースがあります。

これは自分の犬のしつけや飼い方を学びたい飼い主を対象にしたもので、講座を修了してもインストラクターを名乗ることはできません。

受験料

受験料15,000円(税別)、認定料10,000円(税別)

試験内容

15分の面接試験

JAHA認定インストラクターとして必要なことを理解しているかを確認。

  • JAHAの目的、趣旨、HABの理解
  • インストラクターとしての活動目標
  • 法律関連、時事問題に関する質問

30分の実技試験

実際の犬やトルソーを用いた模擬レッスンなどを行う。

  • ハンドリング
  • インストラクション

ハンドリングはマナーチャレンジテストから2つ、実際の犬を使って行います。

インストラクションはグループレッスン(10分)と事例対応スキル(10分)の2つです。

グループレッスンは2組の飼い主と犬に対し、クラスレッスンを行います。

初級クラスレベルの内容から課題が1つ提示されます。

事例対応スキルでは試験管から提示された事例に対して適切なアドバイスを行います。

事例対応スキルでは実際の犬を使いません。

60分の筆記試験

5者選択式。

行動学、学習理論、問題行動、健康管理、法律、マナー、インストラクション、コミュニケーションスキル、クラスワークから出題されます。

合格基準・難易度・合格率

調べましたが、わかりませんでした。

合格までの勉強時間は?

講義+実技+独学の時間合わせて200時間以上の確保は必要

講義は6つあり、それぞれ6時間開催されます。

これだけで46時間、それぞれに受講料として23,760円(税込み)がかかります。

実技1と実技2は3日間の集中キャンプ、実技4は4日間の集中キャンプ、実技4はビデオ検討会です。

ビデオ検討会では実際に飼い主が自分の犬をしつける様子を撮影します。

家庭犬しつけインストラクターの勉強方法は?

実技は自分の愛犬と一緒に

愛犬が嫌がらない範囲で、愛犬にも勉強を手伝ってもらいましょう。

出題範囲は暗記が基本

基本的に筆記試験で出される出題範囲を暗記するくらいに覚えることが大切です。

当たり前のことではありますが、暗記さえきちんとできれば、筆記試験は合格できます。

独学は可能?

犬好きなら普段の情報収集の延長で学習可能

学ぶ内容は犬好きなら馴染み深いものも多いため、普段の情報収集の延長で楽しく学べるでしょう。

ただし、クラスワークなど馴染みのないものもあるので、しっかりと勉強をする必要はあります。

就職

ドッグトレーナーになりたいなら必要

ドッグトレーナーの求人の中には、自社でトレーナースクールがあるから、無資格者でも大丈夫と謳っているところがあります。

しかし、大部分の求人はドッグトレーナーに関する資格が必要です。

トレーナーの資格は家庭犬しつけインストラクター以外にも複数あるので、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

実務経験がある有資格者が優先される

犬という生き物を扱う以上、実務経験が重視されます。

職場によって給料や待遇などの差がとても激しいですが、実務経験を早く積みたい人は職場を選ばずに応募するのも1つの手ではあります。

収入 

トレーナーの収入は低いことも多い

大手チェーンなどはしっかりとした給料体系になっているところも多く、正社員の場合、給料は20万円、アルバイトやパートの時給は1,000円ほど。

ただし、住みこみで月収5万円という場合もあります。

家庭犬しつけインストラクターの資格で応募する以上、そのような訓練所に応募することはないでしょうが、給料と待遇の格差は職場によって差が本当に激しいです。

独立

実務経験を積んでから

家庭犬しつけインストラクターは資格を取得後、第一種動物取扱業の届け出をすることで開業が可能です。

資格を取ってすぐに開業するのではなく、実務経験を積んでから開業を目指しましょう。

理由は資格を取りたてで実務経験がない人を顧客はなかなか信用しないからです。

経験もないのに、いきなり開業した場合、不測の事態がうまく対応できない可能性があります。

実務経験があれば、働く期間にもよりますが大抵のことは経験しているので、大抵のことには対応できるようになるでしょう。

数年間は収入がないことも

開業してから数年間は収入がないということも少なくありません。

犬と接する以外にも営業や経営のスキルも必要です。

お金を払ってくれるのは飼い主なので、犬は好きだけど人と接するのは苦手という人は、独立ではなく、誰かに雇ってもらって犬の対応にだけ集中できる環境を作ったほうがいいかもしれません。

開業後の無収入期間を見越して、貯蓄をするのかアルバイトをするのかなど事前に計画を立てましょう。

犬以上に人を好きになることが必要

ペットの問題行動の原因には飼い主や環境が密接に関わっていることがあります。

ペットを変えるのではなく、飼い主や環境が変わらなければ改善しないことも少なくないのです。

そのため、犬以外にも飼い主ともきちんと向き合わなければいけないこともあります。

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