エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは?合格率や難易度・勉強方法について

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きなこもちさんによる写真ACからの写真

エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは?

組み込みエンジニアやIoT系のエンジニア資格

ハードウェアにソフトウェアを繋ぐことを専門にするエンジニアのことを組み込み系エンジニアやエンベデッドシステムエンジニアと呼びます。

最近は、ハードをネットワークに組み込むIoTも普及しエンベデッドシステムエンジニアの需要も少なくありません。

この資格はエンベデッドシステムエンジニアとしての専門性を証明する資格です。

お手頃な国家資格

主催はIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)で、国家資格に分類されます。

受験料も安く、更新料も不要なのでお手頃な価格の国家資格です。

きちんと評価される資格なので、IOTに興味があったり、組み込みエンジニアとしての専門性を証明したい方にはおすすめの資格になります。

試験概要

試験の開催時期

年1回。

毎年4月第3日曜日実施予定。

受付期間

1月中旬から2月中旬。

試験の開催場所

全国各地。

受験資格

特になし。

受験料

5,700円(税込み)

申し込み方法

情報処理推進機構(IPA)のサイトから申し込みが可能です。

他にも郵送で申し込みができます。

結果発表

試験日約2か月後にのサイトから確認可能。

合格証書を簡易書留で個人に郵送。

不合格者には何も郵送されません。

試験内容

午前はマークシート方式、午後は記述式

午前Ⅰと午前Ⅱはマークシートによる回答で、午前Ⅰは30問(50分)、午前2は25問(40分)出題されます。

午後ⅠとⅡは記述式です。

午後Ⅰは出題数3に解答数が2(90分)、午後Ⅱは出題数2に解答数1(90分)で出題されます。

出題数と回答数が合わないのは、受験者が解答する問題を選べるからです。

合格基準

午前Ⅰ・Ⅱ、午後Ⅰ・Ⅱともに100点満点中60点以上。

難易度

情報処理技術者試験の中で高めの難易度

難易度は少し高めです。

ただし、しっかりと対策をすることと、かつ実務経験があれば難易度はぐっと下がります。

合格率

平成30年度の合格率は17.8%前後

高度試験の中では合格率が少し高めです。

合格までの勉強時間

50時間から100時間

エンジニア経験者は50時間から100時間くらいの勉強時間を確保して、合格する人が多いです。

ただし、IOT系未経験や物理的な知識などがない人は苦戦しやすい傾向にあります。

大学や高校でロボットを作ったり、ロボット甲子園などに参加していたという人は午後の問題に出てくるようなケースを体験することが多いため、正答率が高くなります。

勉強方法は?

基本は過去問を解くこと

IPAが主催する試験は基本的に過去問から出題されることが多いです。

直近2年の問題からは出題されないので、それ以前の過去問題を何回も繰り返し解くことで合格に近づくことができます。

市販の参考書も活用

資格試験の勉強は基本的に大量の問題を解いて、知識を頭に定着させることです。

そのためには、インプットよりはアウトプットを重視したほうが効率良く知識が定着していきます。

そのため、市販の参考書も活用して問題を解き進めましょう。

時には紙を使って勉強しよう

国が主催するIT系の資格ではありますが、試験は紙とペンを使って行われます。

PCやスマホだけで勉強をしていて、紙とペンに普段触れていない方は、試験本番で久し振りに使う紙とペンに戸惑う方もいます。

このようなケースは稀でしょうが、普段、紙とペンに触っていない方は時々でいいので、紙とペンも使いましょう。

就職・転職

評価される資格

組み込み系エンジニアやIOT系のエンジニアを目指すのであれば取得しておくのがおすすめの資格です。

ただ、エンジニアは視覚以外にも実務経験が重視されます。

そのため、IT系未経験の社会人が取得して、即就職に繋がる資格ではありません。

年収

最低は400万円前後から

最低年収は地域によってもっと下がる可能性がありますが、最低400万円からというところが多いです。